毎年ゴールデンウィークに行われる波佐見・有田の陶器市には九州全域、遠くは中国四国地方から焼き物好き、陶磁器愛好家のみなさんがおしかけます。
私は「興味はあるかな?」程度だったものの、知人に誘われここ数年は毎回参加しています。
ここでは『波佐見(はさみ)陶器まつり』の効率的な買いまわり方、渋滞攻略法などをご紹介します。
初級編:波佐見陶器まつりは毎年日程・会場固定
2019年で第61回をむかえる波佐見陶器まつり。
開催される日程やメインの本会場(いちばん大きな、やきもの公園の会場)や大駐車場はここ数年固定されています。
事前に交通手段や服装などの予定をしっかり立てて楽しみましょう。
会場・駐車場MAPでイメージトレーニング
今年も波佐見陶器まつりの公式サイトで本会場(やきもの公園)や駐車場へのマップが公開されています。
駐車場は特設大駐車場(長崎キヤノン)&無料シャトルバス利用がおすすめ
自家用車で来場されるかたが多いと思いますが、心配なのが渋滞と駐車場です。
本会場から近い無料駐車場もありますが、私のオススメは大駐車場(1,500台収容、駐車料500円)を利用して無料シャトルバスを利用することです。
特設大駐車場(長崎キヤノン):〒859-3793 長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷925番1
カーナビには電話番号:0956-85-1111と入力すればOK
道路の案内標識には「波佐見テクノパーク」と表示されます。
数年まえから大駐車場はさらに大きな長崎キャノンの駐車場になり、車の出入りを待つ時間はあっても、停められずに長時間待たされることがなくなりました。
おすすめの服装と装備グッズ
毎年春の大型連休を利用して開催される陶器まつり。事前に天気予報をよく確認しておきましょう。
5月初旬の波佐見は初夏の汗ばむ陽気です。日差し対策と水分補給を気がけましょう。
快晴の場合は体感25℃
筆者は毎年、日焼け止めと長袖のパーカーを使っています。
5月の日差しのほうが紫外線が強力なので、うっかり日焼けにご用心ください。
たくさんの器をみるうちに、思いのほか歩き回ってのどが渇きます。出店でクーラーボックスで冷やしたペットボトル飲料やビール!も購入できますが、お子さんや体調に制限のある方は水筒持参もよいでしょう。
雨の日の場内は傘が邪魔!
本会場のやきもの公園は、テントが張ってあるため雨でも手ぶらで品定めできます。ただ閉じた雨傘や日傘を持ち歩くと商品にぶつかって危険なので、あまりお勧めできません。
陶器市の達人はカッパ着用で挑んでおられます。
戦利品を入れる、取っ手の太い袋
陶器まつりと聞くと、リュックを背負って帽子に軍手で歩く姿を思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか?
波佐見の陶器まつりの場合は、それぞれの会場が離れていて車で移動する人が多いためリュック姿の人はあまりいません。お店でビニル袋に入れてもらって、それを下げて露店を見て回ります。
特にやきもの公園の本会場では、商品棚の間がせまいのでリュックは邪魔になります。
とはいえビニル袋が重たくなると手に食い込んで痛いので、持ち手が太く商品もたくさん入るショッピングバックがあると便利です。
軍手も不要です。すべって商品を落として割ってしまう危険があるので、商品は素手で持ちましょう。
▼長崎県波佐見町のふるさと納税返礼品にも波佐見焼がそろっています。
中級編:大会場を中心に狙え!渋滞を避ける裏ワザで、午後スタートでもゆっくり買いまわりが楽しめる方法
波佐見焼の特徴やイメージはあるけれど、実際にいろいろな窯元の作品を見て回りながら器を選ぶのが楽しみたい人
⇒1つの会場で多くの窯元・作品を選びたい
陶器「まつり」というだけあって、大会場では露天からイカ焼きの香りがただよいます。
(私は、うどんとたこ焼きをたべます。お饅頭はお土産に。)
⇒お祭りの雰囲気をたのしみたい
上級編:有名窯元の個別ブースを狙う方法。これなら大会場にも行けるので陶器祭りを存分に満喫できます。
白山陶器
natural 69
有名な窯元さん、デザイナーさんの作品は大会場とは別に独自の販売スペースを確保しています。
しかも大会場とは距離がありますが、有名窯元だけあって「この作品を目当てに陶器市へ来た!」なんてお客さんも多いです。
とうぜん、朝8時には開店を待つお客さんの行列ができています。
有名どころの商品を狙って訪れる猛者の皆様は、近郊であれば早朝5,6時から。
遠征組は近隣ホテルに前のりして挑むのが鉄則です。
昼ごろに心なしか行列も短くなり、比較的スムーズに入店できることもあるのですが
そういう場合は商品がほぼ売れてしまっている!!!!ということが多いです。
ただ、翌朝にはまた新しく商品が補充されていることもありますのでご安心を。
とにかく商品が豊富で行列の短い早朝狙いですね。
お目当ての作品がゲットできた猛者たちは、お昼ご飯もそこそこに、大会場へ向かわれていくのです。(近所に適当な昼食処が少ないし、この時期は客が多すぎてパンクしています)
マルヒロは26日より先行セール実施中
2019年のマルヒロは自社会場で4月26日よりB級品などのセールが実施されています。
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