要介護認定申請をするメリット【第三者による生活状況の観察と記録】

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松子さん(祖母94歳)初めての要介護認定申請を行い、訪問調査をうけました。

松子さんは、いつにも増して張り切っていましたよ。「シャキッと賢いお祖母ちゃん」を全力でアピールしていたので、要支援1の判定もつかない(自立判定される)かもしれません。

それでも私たち家族は、一連の認定申請によって大きなメリットを感じました。

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高齢者の実生活状況を、第三者(調査員)が訪問、評価、記録を残してくれる

祖母の生活圏はほぼ自宅敷地内だけで、家族以外の人との接点がありません。

市区町村から派遣される調査員は、祖母と家族にとっては「第三者(他人)」です。

他人が自宅を訪問して、松子さんと直接話をして認知症の進行具合を観察したり、生活環境を見てもらったり、自宅内の様子を見てもらうことは初めてです。

急な病気や事故の時に、家族の介護状況を示す貴重な証拠になってくれる

あまり考えたくないことですが、介護現場での虐待、暴力、事故などのニュースは他人事と思えません。介護施設だけでなく、自宅で生活する高齢者にも起こりうることです。

松子さんのように、比較的に自立した生活ができていても、いつお風呂場で事故が起きるか?調理の不始末で火事にならないか?それを母へ責任転嫁しないか?わからないのです。

こういったもしもの時に、介護認定の調査で自宅の生活の様子を調査してもらっていると。

・日頃から深夜に入浴する昼夜逆転の傾向があり、気づいた家族が声掛けをしていた

・IH対応キッチンだが月に1回くらい鍋を焦がすため、一人分の食事をとりわけておき本人がレンジで温めて食事をする

・長男の嫁に「財布を盗られた」「息子に悪口を吹き込んでいる」など被害妄想がある

こんな状況が訪問調査員によって記録を残してもらうことで、同居家族を守ることになるかもしれない。(無いほうがいいのだけれど)

家族の心配&苦労を第三者が聞いてくれる、最初のチャンスかもしれない。

※具体的な介護のアドバイスやサービスについての質問は、訪問調査員ではなくケアマネージャーや生活支援センターへ相談しましょう。

被保険者(祖母)にとっても、年齢相応の生活・身体能力について自覚ができた

適切な生活のサポートが受けられるチャンス。

松子さんはプライドが高く、ご近所付き合いが得意ではありません。

月に1度の通院と、2,3回の外出(買い物や銀行)以外は1日のほとんどを自宅で過ごしています。

とはいえ、毎日作業着に着替えて畑仕事に庭いじりに忙しいのですが、何しろご近所さんや地域の方ですら会話することがありません。

そのため、祖母を知る方をお話をすると必ず「お祖母ちゃんはお元気?」とたずねられます。

それはそうでしょう。まったく外部の目に触れることがないのですから。

要介護認定申請で、被保険者(介護を受けようとする人)の生活の様子を直接伝える方法は2つです。

1つはかかりつけ医による、医師による意見書

2つは認定調査員による訪問調査。

認定調査員の訪問調査を受けました。

第 1 群:身体機能・起居動作

第 2 群:生活機能

第 3 群:認知機能

第 4 群:精神・行動障害

第 5 群:社会生活への適応