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【高齢者の水分補給】認知症90代祖母を熱中症から救う5つのアイテム

高齢者の熱中症予防に役立つ水分補給アイテム4つ 高齢者との暮らし

毎年のように「今年は酷暑だ」とニュースになりますが、2022年の夏も厳しい暑さ。

2024年は観測史上最も暑かった昨年よりも猛暑、酷暑になるとの予測が発表されました。

さらに「電力需給のひっ迫」までニュースになって、節電なんて呼びかけるから高齢者がますますエアコンを使ってくれません。

高齢者にエアコンを断る理由を与えないで!

私たち家族が熱中症予防&水分補給のために取り組んだことを紹介します。

今年も98歳と96歳の祖母ふたりが熱中症をのりこえてくれますように。

秋・冬の季節も空気が乾燥したり暖房器具を使ったりするので、こまめな水分補給が必要です。涼しくなって油断した秋ごろの熱中症も多いです。

シニア世代が脱水症状にならないための参考になれば幸いです。

祖母(98歳)を熱中症から救う水分補給アイテム5つ

高齢者特有の断り文句を言わせない!(孫の決意)

サーモスの水筒 真空断熱ケータイマグ 350ml

あえて、直呑みタイプの350mlサイズをプレゼントしました。

サーモスの携帯マグ350mlにした理由

保温と保冷ができる魔法瓶タイプの水筒なら、タイガーでも象印でもよいと思います。

サーモスを選んだのは、私が500mlタイプを使って良さを知っているからです。
家族が使い勝手を知っている商品がいちばん良いです。

容量は、350mlタイプ。500mlだと重いし、大きいので祖母が携行するには不便です。

あえて直呑み(ボトルに直接、口をつけて飲む)タイプ

ふたがコップになる物もありますが、加齢とともに握力が低下しているのでフタを回して開けられません。

握力の低下は、ペットボトルのキャップなども開けにくくなる原因です。
なのでペットボトルのお茶ではなく、あえて水筒のお茶を渡しています。

あと、大正生まれの貧乏性なので毎日ペットボトルのお茶を消費するのは抵抗があるようです。
同じペットボトルにお茶を淹れて使いまわしたりするので、かえって不衛生になったこともあります。

衛生面のケアは、水筒と一緒に湯呑み or コップを使って直接口をつけないようにしました。
(現在は、毎朝の水筒洗いが祖母の日課になっています。)

衛生面も安心の直飲みタンブラー

2023年夏、両親(60代)は寝室にペットボトルを持っていくようになりました。

ただしペットボトルに浄水を注いで何日も使いまわす!!!

飲みかけのペットボトルは数時間で雑菌が増殖するのでやめて!と懇願するも頑固な親なので、ふたたび水筒さがしの旅に出ました。

で、購入したのがこちら▼

選んだポイントは

  • 底まで手洗いしやすい広口タイプ
  • 分解しなくても洗える「シームレスせん」
  • ハンドル付きで蓋が開けやすい

祖母のように毎日きれいに洗うか?心配だったので、洗いやすさを第一条件に選びました。

スクリュータイプのフタですが、大きなハンドルのおかげで握力が落ちてきた母でも無理なく開閉できています。
父と母におそろいを色違いでプレゼントしました。

熱湯に注意しましょう
今のところは認知症の祖母でも対応できています。食後に熱々のお茶を淹れて、そこへ氷を2個いれて温度を下げています。夏場は氷を増やして、冷まして飲んでいます。

女は何歳になってもピンクが好き

完全な余談ですが、祖母が一番気に入っているポイントは「色がピンクだから」です。

95歳(購入時)でも乙女の心。女はいくつになってもピンクがお好きなようです。

プレゼント選びで色に迷ったら、ピンクがオススメです。

ゼリー飲料(高カロリー/エネルギータイプ)

ウィダーインゼリー エネルギー180g 24個

ウィダーインゼリー エネルギー180g 24個

4,680円(07/26 22:22時点)
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大正生まれの祖母98歳。
ウィダーinゼリーなんてお口にあうかしら?」と心配しましたが、マスカット味がお気にめしました。

夏場の食欲低下にも対応できる

はじめは水分補給のために「ポカリより飲みやすいだろう」と購入しましたが、食欲が落ちる夏場、食が細くなった祖母のエネルギー補給にも便利だと気づきました。

ゼリー飲料にはビタミンやプロテイン、食物繊維などいろいろな特徴がありますが我が家ではエネルギー・イン(カロリーの高いもの)を最優先にしています。

ゼリーのとろみで飲みこみやすい

高齢になると、嚥下えんげ機能(飲み込むちから)が低下します。

テレビCMで見かける「らくらく服薬ゼリー」のように、ゼリー状のとろみがあると飲みこみやすくなります。

ポカリやアクエリアスなどのスポーツ飲料で水分補給するよりも、ゼリー飲料のほうが飲みやすいです。

まとめ買いしやすい

ゼリー状のエネルギー飲料は、ウィダーインのほかに味の素のアミノバイタル(リンゴ味)もあります。

さらに、スーパーやドラッグストアのPB(プライベートブランド)商品も充実しているので、ウィダー・インの6割くらいの値段でも購入可能。
イオンのトップバリュ、マツモトキヨシ、あたりは値引きの期間に買うとさらに安くなります。

祖母にもいろいろ試食してもらった結果、マツモトキヨシのPB商品を15% offクーポンを使って箱買いするのがルーティンになりました。

キャップは開けて渡す(小さいフタは回しづらい)

これはペットボトルや水筒のフタ(回すやつ)に共通するポイントですが、高齢者は握力が落ちるので、ゼリー飲料の小さいキャップをねじ切って開けるのはひと苦労です。

実家では家族がフタを開けてゆるめた状態で「はい、今日のノルマです」と声をかけて渡しています。

祖母も「開封してしまったので、全部飲み切ってしまわなければ!」と努めて飲んでくれます。

ウォーターサーバー

2019年に実家へプレゼントした新兵器です。

この ↓シンプルなサーバーが、ポイント高いです。


コスモウォーター

目の前に水タンクがあれば、こまめに水分をとる習慣ができる!

このメリットだけで十分です!
(正直、水の質とか値段とかよくわからない。)

夏、冷蔵庫から冷やしたお茶を取り出して注ぐのも一苦労。

ペットボトルは重くて大変。キャップも開けにくい。

冬、お茶を淹れるためにポットのお湯を欠かさないのも一苦労。

祖母の目につく場所に、いつでもお湯と水が出てくるサーバーを置いて全部解決しました。
「便利やね~」と興味本位ではじまり、今ではまんまと!こまめにお茶を飲んでいます。

コスモウォーターを選んだ理由

ちょっと調べただけでも種類が多くて迷ってしまうウォーターサーバー選びですが、私はコスモウォーター をおくりました。

  • 水(青色)とお湯(赤色)のペダル操作が分かりやすい
  • 水タンクの位置が足もとなので、ボトル交換が楽
  • サーバーの搬入から設置まで運送業者がやってくれる
  • 水の追加注文や問い合わせは電話で対応してくれる

おしゃれでカッコいいウォーターサーバーも多いですが、祖母と暮らす高齢者家族には水とお湯の注ぎ口が分かりやすく操作しやすいことが大きなポイントです。

同居の家族も高齢(父母も60代)なので、ボトル位置が足元だとか設置は業者にお任せしてあとは電話で問い合わせOKなのも選んだ理由になりました。

父だけが不満なこと

父は焼酎のお湯割りに使うお湯が「熱すぎる」との理由で、夕飯時には晩酌用にポットのお湯を沸かしています。

経口補水液OS-1(オーエスワン)

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mlx24本

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これは緊急時や明らかに脱水してる場合の備蓄です。お守り。

医療現場でも使われているだけあり、飲む補水液の効果は確実で安心感があります。
出番が少ないほうが嬉しい。

メイバランスのアイスクリーム

メイバランスは病院の高齢者病棟や介護施設でも活用されている総合栄養食です。

メイバランスミニ アソートBOX 125ml×24本(8種×各3本) 明治

メイバランスミニ アソートBOX 125ml×24本(8種×各3本) 明治

4,184円(07/26 22:22時点)
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パック飲料やゼリータイプが有名で、最近はスーパーやドラッグストアで購入できます。

で、イオンで発見して即購入したのが「メイバランス・アイス」です。

明治 メイバランスMiniLアイス バニラ味 80ml×6個

明治 メイバランスMiniLアイス バニラ味 80ml×6個

1,770円(07/27 22:08時点)
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夏バテ?で食欲が落ちていても、アイスクリームは食べてくれます。
ならば、総合栄養食でカロリーもとれるメイバランスのアイスクリームを。

こちらも「どうしてもの時」のために冷凍庫に常備しています。

高齢者の水分補給で熱中症予防

試した順番にご紹介しましたが、効果的だったのは

  1. ウォーターサーバー:目の前に水がある生活
  2. サーモスの水筒:いつでも飲める
  3. ゼリー飲料

さらに、もしもの場合のために

くり返す暑さと水分補給の戦いですが、今後もよいアイディアがあればご紹介していきます。

こんな対策しているよ!という情報を

コメントで教えてください。

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